Covid-19通称『コロ助』により当社のような日本の伝統的なオールドエコノミー企業でも一気にリモートワークが進みました。
リモートワークはやり辛さはあるものの、想定というか妄想していた通り控えめに言って最高です。
朝はゆっくり朝食は取れるし、「消費税は5%ですか?8%ですか?」などという怪電話はかかってこないし、周囲の雰囲気に負けて残業する必要もありません。
何より最高なのが通勤時間がなくなることです。
日本のサラリーマンは通勤に平均で43分、往復で1時間半もかけているというデータもあり、着替えやその他の準備を含めると2時間近くの時間が『出社』にかかります。
また、現在はコロ助のせいで地下鉄もガランとしていますが、普段の通勤時間帯は地獄絵図と化しており、それだけで家を出るときは100あったHPが45くらいまで減ってしまい、仕事の効率は下がるは、帰りの電車も混んでいて帰ってから何かやる気力は残っていません。
コロ助によって全サラリーマンに課されている罰ゲーム『通勤』から解放されたことは多くのサラリーマンに時間とやる気を取り戻させてくれたに違いありません。

人間は言い訳の天才
時間とやる気が出来たことで、前々からやりたいと思っていたことを始めた人はどれくらいいるでしょうか。個人的にはほとんど居ないのでは??と思っています。
よく職場でも
「時間があったらプログラミングの勉強するんだけどな~」
とか
「えっ?税理士試験の勉強してるの?いいよなー時間があって」
と忙しいこと、時間がないことを理由にやりたいことを我慢している同僚を数多く見てきました。
先日久しぶりに出社した際に同期に
「通勤時間減ったし、やりたいって言ってた英会話はじめた?」
と聞いたところ
「あーまぁ今コロナで大変だしな。またそのうちだな」
とのこと。
(サラリーマンで別にコロ助のせいで給料が減っているわけでもなく、時間は増えたはずなのにコロナで大変ってどうゆうこっちゃ??まさかコイツ、コロ助にかかってんのか??)
とか思ったのですが、そうです。ただの言い訳です。
もはや言い訳にもなっていません。
人間は非常に意志の弱い生き物です。
「英会話をやっていれば将来的に海外勤務できて給料もあがるかもしれない、あるいは海外のパツ金のチャンねーとムーディな夜を過ごすことができるかもしれない!!」
と頭ではわかっていても、目の前の本棚に鎮座している『ブラッククローバー』にスッと手を伸ばしてしまう、とても弱い生き物なのです。
その自分の意志の弱さを認めたくなくて人は言い訳を考えます。
「時間がないから」「子供に手がかかるから」など。
しかし通勤がなくなり、普段と比べて明らかに時間が増えても多くの人は新しいことにチャレンジしようとはしません。
英会話をやらなかったのは、
「時間がなかったから」
ではなく、
「意思が薄弱だったから」なのです。
やる人はコロナとか関係なくやっている
一方で本気でやりたいと思っている人は時間がないことを言い訳にしません。
どうやったら時間を捻出できるかを考えます。
僕の友人で朝はジムで筋トレしてから出勤、海外出張もバリバリこなして、最近子供が産まれて家の中にはハチャメチャが押し寄せてきているにも関わらず米国会計士取得を目指して淡々と勉強も続けている人がいます。
僕はなんちゃって税理士受験生なので、朝の早くから自分を追い込んで仕事もバリバリやって、勉強もして、なんてことは出来ませんが、やる人はやっています。
そして既にやっている人は、コロ助のおかげで時間ができたら、さらに新しいことを始めたり、既にやっていることをもっと突き詰めたりして、意志薄弱系サラリーマンとの差はどんどん開いてしまいます。
とてもつらい。

逃げたり言い訳したりしない!!出来るまで…やってやるわよ!!(『ブラッククローバー』より)
ちょっとでも差を縮めたい、縮めることはできなくてもこれ以上の差はちょっと…!という人はとにかく口でやりたいと言っていたことを始めるしかありません。
言い訳は楽。計画も楽。実行はキツイ。
コロナウィルスによって近年の世界的好景気も一気に冷え込みそうだと言うことが誰の目に見ても明らかな状態で、「とにかく何か始めなければ」と焦燥感に駆られている人も多いと思います。
やれ副業だとかスキルアップだとかネットでは各人がポジショントークで煽っていますが、今後世界がどのようになるかなんてわからないので、とにかく好きなこと、前からやりたいと思っていたことを実行するのがいいのではないでしょうか。
それをブログなりYoutubeなりで発信すればお金になるかもしれません。
(ならないかもしれません。)
時間がないこと、忙しいこと、コロ助を言い訳にやらないことは楽ちんです。
夏休みの宿題と違って誰にも怒られません。
また、やりたいことを計画するのも楽ちんです。
「明日は英会話レッスンを1時間やって、料理ブログを3記事更新して、ジムでトレーニングを30分」などとノートに書くのは明日がとても有意義になりそうで、わくわくします。
でも、実際にやるとなるとキツイ。
有名すぎる『夢をかなえるゾウ』の一節にこのようなガネーシャの言葉があります。
「『楽』やからや。その場で『今日から変わるんだ』て決めて、
めっちゃ頑張ってる未来の自分を想像するの楽やろ。
だってそん時は想像しとるだけで、実際にはぜんぜん頑張ってへんのやから。
つまりな、意識を変えようとする、いうんは、言い方変えたら『逃げ』やねん」
(『夢をかなえるゾウ』より)
実際、朝早く起きるのはつらいし、英語のレッスン受ける前はやっぱり憂鬱だし、ジムに行く前もやっぱり億劫です。
それでも自分を変えたいなら計画するだけじゃなくて実行に移すことがスタートです。
んなこと言っても本当に時間がないんだよ!と言う方は下記も参考にしてみてください。
コメントを残す