先延ばし屋の頭はどうなっているか?というTEDの動画を見てちょっと涙が出そうになった。

最近、妻に勧められてシャドーイングの教材としてTED talkを聞いている。海外旅行に行ったときはほとんど妻に頼りっきりだったため、少なくとも何を言っているかが、ある程度わかるようになりたいという気持ちで始めた。本当にマジでちんぷんかんぷんなスピーチもあるため、その時は英語字幕にしたり、日本語字幕にしたり、毎日1つのスピーチを2回くらい聞いてシャドーイングする、というのをゆるゆる勉強を続けている。何より続けることが大事なのだ。

税理士試験が終わったら効果を見るために久しぶりにTOEICを受験するのもありかな、と考えている。(toeic一応800点は取れるのだが、会社のちょっとした評価以外で役立ったことはない。800点あれば「え、結構英語できるやん、と上司から評価されますが全くもってうんちだ。)

 

TED talkには最新のテクノロジーや研究結果、ビジネスモデルや政治学などあらゆる分野について、一流のスピーカーが、ジョークを織り交ぜたり、場を和ませたりしながら、こちらの興味を駆り立てながらプレゼンしてくれる。どのスピーチも圧巻なので観たことない、と言う方は英語好き嫌いなく見ていただきたい。

そんな中で今の自分にとって耳が痛いな…というスピーチがあった。

 

Inside the mind of a master procrastinator (https://www.ted.comより)

 日本語で「先延ばし屋の頭はどうなっているのか」と訳されている。スピーカーはのティム・アーバンと言う方で、超有名ブロガーだ。きっとアフィリエイトで糞儲けているのだろう。ケシカラン奴だ。ティム・アーバンさんのブログWait but why

このスピーチに関するブログも見つけたので合わせてリンクを貼っておきたい。他の記事も面白いのでぜひ見てほしい。Why Procrastinators Procrastinate 

要は、誰でも物事を先延ばししてしまう癖はあって〆切間近に慌ててやっつけ仕事でやってしまうことはある。それで何となくうまく生活出来ているかもしれないし、自分もそうだ。でも〆切のない大きな目標や夢には一体いつとりかかる?〆切がなかったらずっと先延ばしにするのか?いや、どんな物事にも〆切はある。人間の寿命っていう〆切が…。

という最後は若干怖くなるが奮い立たせてくれる内容だ。僕自身今まで本当に時間を無駄にしてきた。いったいどれだけTwitterに時間を費やしたか、どれだけ女の子のお尻を追いかけるのに時間を費やしたか、どれだけ阿呆な同僚と居酒屋で時間と金を浪費したか。その時間をもっと有意義に使っていれば、きっと僕はそりゃあAmazonの1つや2つ設立していたと思う。そう思うとちょっと泣きそうになってきたが、これからを頑張ろう、と思わせてくれる動画で何度も見て聴いた。

スピーチは13-14分くらいでJokeもふんだんに入った軽い内容なのでぜひ見て頂きたいが、簡単に大事なところだけ紹介しようと思う。

先延ばし屋の頭の中はどうなっているか

物事を先延ばしにする人、先延ばし屋の頭の中には「理性的意思決定者」と「すぐにご褒美が欲しいサル」が同居している、とティム・アーバンは言う。

            wait but forより。理性的意思決定者とおサル

「理性的意思決定者」は長期的な目標に向かって色々やらなければならないことを実行しようとするが、それをおサルが「EASY AND FUN」つまり楽チンで楽しいことしかしたくない!と言ってそそのかすのだ。片付けなければならない仕事があるのに、ちょっと頭に浮かんだゴシップを調べ始めたり、冷蔵庫を漁りだしたり、Youtube地獄にはまったり…。

動物や原始時代はそれでよかったかもしれないが、人間は長期的に計画を立て、今自分が為すべきことをする必要がある。自分の中の理性者がおサルに負けてしまった時にはとてつもない嫌悪感・罪悪感・後悔を味わうことになり、それはきっとみんな味わったことがあるだろう。

〆切間際に現れるパニックモンスター

しかし先延ばし屋の脳内には守護神が居て、〆切間際になるとおサルを追い出してくる。それがパニックモンスターだ。

     wait but forより。panic monsterの目覚め。

 パニックモンスターは普段は眠っているが、仕事やレポートの〆切が近くなると目覚めてきて、脳内のシステムにアラームを鳴らし、おサルを追い出し、意思決定者を今やるべきことに向かわせてくれる。

大学生の卒業論文は本来1年間かけて作成するものとされているが、多くの人が計画は立てるものの、最初のころはほとんど何もせず、〆切間近になって慌てて作業に取り掛かりだすのは、まさにおサルとパニックモンスターの仕業だ、ということを述べている。

みんなおサルに悩んでる

これをティム・アーバンが自身のブログに書いたところ、多くの反響があり、軽いタッチのブログの内容に反して悲痛な叫びがメールで集まったそうだ。「おサルによって人生がダメな方にむかっている」というふうに。

ほとんどの人は経験があるはずだ。計画通りやれば仕事は終わるのに、計画通り勉強すれば合格するのに、今頑張ればきっと将来はよくなるのに、ついYoutubeを見てしまう、ついスマホをいじって時間を浪費してしまう、という風に。僕も現在、税理士になるための勉強をしているが、ちょっと油断するとAmazon PrimeTwitterに手を伸ばしてしまう。試験1カ月をきった今でもだ。これは完全に僕の脳内にいるおサルが「遊ぼうよ!」と囁きかけてきているわけだ。

〆切のない目的や目標にどう立ち向かうか

最後に先延ばしでも〆切のない課題についてティムは述べる。〆切がある仕事などにはパニックモンスターが無理やりおサルを追い払ってなんとか〆切に間に合うように手助けしてくれるが、起業家・芸術家・クリエイターなどには初めは〆切が存在しない。また仕事以外のこと、健康を保つとか、家族と良好な関係を築くとか、悪い癖をやめるといったことにも〆切は存在しない。

先延ばしに対する対抗策がパニックモンスターだけの場合は、〆切がない物事に対する対処できず、いつまでも先延ばしになってしまうが、それに対する1つの解が「人生カレンダー」だ。

1週間を1マスとして90年分並べ、過ぎたマスは黒く塗りつぶす。そうすると、いかに自分に時間がないか、いかに自分が時間を浪費してきたか、に気づく。だから今日から自分の課題に取りかかろう!という内容でスピーチを締めくくっている。

同じようなことが「しあわせアフロ田中」の話にも出ていて、成功するかどうかわからないゲストハウスの建築とバイトの日々に貴重な1年というチケットを使って本当によかったのか…と自問自答する田中の姿はちょうど同年代の自分にはグッとくるものがある。

アフロ田中より。人生のチケットが残り少ないことに気づく田中。

〆切がないような物事にも人間の寿命と言う〆切がある。実際に90年分の人生カレンダーを用意して過ぎた週を黒く塗りつぶしていくと、ゾッとする。死を近くに感じてしまうからだろう。しかしその恐れは「とにかくやらなければ!」と僕の中のパニックモンスターを目覚めさせてもくれる。

本当にやらなければならないことがある人には人生カレンダーを作ってみることをお勧めする。ちょっと辛い気分になるが、少なくとも自分の中におサルとパニックモンスターを認識できるはずだ。

 Tchau!!

 

 

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